土間コンクリートの下は砕石を敷きつめて十分に転圧をし、本体基礎の立ち上がりに土間コンクリートの鉄筋を飲みこまさなければならないのに、砕石は敷きつめておらず、転圧もせず、おまけに土間コンクリートには鉄筋も入れていないという信じられない方法で施工をしてしまったのです。工事担当者は下請けに任せきりで、なにも指導監督をしておらず、私の指摘ではじめて現状がどうなっているかを理解したというお粗末さです。当然で
お粗末な工事担当者... の続きを読む
理由を尋ねられ、もう一度チャンスをくださいと懇願してくるでしょう。そのようなときには、情にほだされ「では、もう一度お願いしましょうか」と思っても、はっきり断わることです。断わる理由として金額が合わないといえば、もう少し値引きを検討すると言うでしょうし、間取りが気に入らないと言えば、設計者を変更して設計提案をやり直すと言うでしょう。こんなとき、相手の営業マンがどうしても立ち入れない理由を挙げて断わる
その場にいない影響力のある人を利用する... の続きを読む
「閉じた」状態で「採暖」をやめない日本の住宅は、さまざまな不健康を招いてしまったといえます。欧州では、早い時期から計画換気が提案され、法律で定められている国も少なくありません。日本でも、いまや欧州に負けないくらい高い密度の断熱・気密施工を行う会社もたくさん出てきました。でも普及率は低いままで、日本の住宅は「閉じる」状態にはなりつつも「採暖」のままの意識で行き詰まっているのが現状です。冬になるとファ
「閉じた」状態で「採暖」をやめない日本の住宅... の続きを読む
押えコンクリート表面の劣化について述べる。押えコンクリートには伸縮目地が切られているものの、表面にひびわれが生じがちである。もともと伸縮目地から雨水は押えコンクリートの裏面に入りこむ構造になっているので、多少のひびわれは防水層に悪影響を与えるものではない。ただし、ひびわれが生じると、ひびわれ周辺にコンクリート中のカルシウム成分が析出してきて、コンクリートをぼろぼろにしてしまうことがある。ひびわれは
押えコンクリート表面の劣化について... の続きを読む
従来の住まいを人に貨し、本人は転勤先で住まいを借りるか、または購入する場合です。このケースでは、賃貸料収入がありますから、それからローン利息、減価償却費、維費を控除して不動産所得を計算します。これが赤字であれば、給与所得と損益通算し、確定申告をして所得税の一部を還付してもらうわけです。また、賃貸をしていても、住まなくなってから3年を経過する年の年末までに譲渡したときは、居住用財産としての特例を使う
自宅を人に貸す場合... の続きを読む
法人税は、同じドンブリの中で損益通算した売上高から原価を差し引き、さらに綿密に計算された諸々の経費を原則的にそっくり差し引いて、最後に残った「ネット利益」所得税においては、不動産貸付けにより生ずる賃貸収入は不動産所得として総合課税の対象とされているが、昭和四八年の税制改正により、不動産所得、または事業所得を生ずべき事業を営む「青色申告者」については、個人であってもいわゆる「みなし法人課税」の選択を
賃貸収入は不動産所得... の続きを読む
結露に対する知識が十分ないままに断熱材を多用した結果です。もちろん、これは北海道のような寒冷地で起きた例です。しかし、北海道は寒いので壁内結露の影響が極端に表われただけで、この現象は現在のすべての住宅に共通して存在する問題なのです。先に、いまの住宅の建て方は日本の風土に合っていないのですが、この「北海道なみだたけ事件」はその一例にすぎません。冷暖房の普及による暮らし方の変化、アルミサブンをはじめと
人間の健康と住宅の耐久性に大きな問題を残す... の続きを読む
「理想の間取りとは、どういう間取りですか」とよく質問されます。しかし残念ながら、どんな家族にもあてはまる理想のモデルなど、あるはずもありません。本来、家族構成に始まって、夫婦それぞれがどんな環境で育つたかどんな家族観や価値観を持っているのか、そして求めている暮らしのイメージによって、生活の仕方は変わります。生活の仕方が変われば、生活の舞台である間取りも、当然変わります。従って、同じ家族構成であって
理想の間取りとは... の続きを読む
二世帯同居で何よりも人切なのは、各自が一人一人家族の中で存在価値を見つけることです。たとえば、私の家の例で説明すると、今年九十一歳になる父親は、一日中読書三昧。中学生の頃から日記をつけ続けているので、何かわからないことがあれば即答してくれるのです。わからないことは何でもお父さん、というのが家族の合言葉です。一方母親の方は、暮れになると送られてくる鴨を一羽見事にさばいて、これは鍋に、これは焼いて、と
家族の中に存在価値を見つけ出す... の続きを読む
断熱のジレンマの中で、最優先に解決したいのは、夏と冬そして昼と夜のジレンマでしょう。夏は、外からの太陽熱を防ぎたい、冬はそれを採り入れたい。夏の昼間と夜間もジレンマに悩まされます。夜間の涼しさは欲しく、昼間の暑さはカットしたいのですから。冬の昼間の太陽熱は受け入れたい、しかし、夜間の冷気は防止したい、と矛盾だらけです。この矛盾解決を現代住宅では、暖冷房機械で行っているわけです。建物側では何もなされ
断熱のジレンマ... の続きを読む