契約を急ぎたいハウスメーカーは、説明責任を果たさないままに、半ばなし崩し的に契約へと突入してしまうことがある。そういう場合はえてして契約後、双方の思惑に食い違いがあることが判明し、クレームへと発展していくこととなる。優秀な営業マンほどこのような痛い経験が身に染みているので、十分な説明をしてから契約の話へもち込むものだ。もちろん、このようにかなり技術的な内容になると、そこまで理解している営業マンは皆無といっていい。
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しかし、ハウスメーカーには説明義務があるわけで、だったら技術担当者が営業マンに対して事前に十分なアドバイスをしておかなければならない。ハウスメーカー社内においてさえ、その程度のコミュニケーションが成立していないのだ。ましてや、対顧客においてをや……ということだろうか。ともあれ、自由設計の場合には、このような問題が常に発生する恐れがあることを考えておかなければならないのである。