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「共同居住」を厳密に定義することが簡単ではない

2011.12.02

「他人と共同で住む」といっても、「他人」とは誰か、「共同」とは何か、「住む」とは何かという定義の仕方によって、含まれるものが違ってきてしまう。たとえば、マンモス団地に住む人々は、エレベーター・中庭・ゴミの集積場・駐車場を共同で利用しているけれど、あれもシェアになってしまうのだろうか。あるいは、大学の学生寮や企業の独身寮は、シェアしているといってもよさそうだが、病院や介護施設、はたまた刑務所もシェアといえるのかと聞かれると、ちょっと自信がなくなってくる。

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「住む」という行為には主観的な意味付けが含まれているために、客観的な事実からは定義しにくく、本人が住んでいると思えばそこに住んでいるのである、という乱暴な言い方さえできるかもしれない。ましてや「共同で住む」ともなれば、どこまでを「共同」の範囲と考えるかも主観によって変わってくるだろう。そもそも、どこまでを居住単位とするかによって、住居のどこまでを誰と共同しているかさえ定かではなくなってしまう。





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